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自宅前に止まった、タクシーのなかで、1000円札を4枚差し出した自分に、
1枚の、1000円札を返して、3000円でよいと、運転手はいった、
薄野からここまで、深夜料金で、3500円、前後だろうか、
料金メーターは、3000円を少し出たところで止まっている。
今日は、薄野で内藤君と食事をした後、帰る方角が、同じと言うこともあり、
このタクシーに、同乗した、
内藤君は、事務所のスタッフで、オレと仕事をして、10年になる、
もともとは、営業が中心だったのだが、最近は、顧客の対応やトラブルの処理に追われている、
彼は、国道36号線沿いの、有名だが、大して美味くもないと評判の、ラーメン屋の前で降車したのだが、
その際に、「今日は、ご馳走様でした、ありがとう御座いました。」そういって握手をして、
「これからも、僕たちが、仕事を頑張って職場を守り立てていきます。!」
<その言葉とともに、両手に込められた力で、その思いが伝わってきた、>
その後、運転席に向かいオレの自宅の住所を告げ 「よろしくお願いします」
降車後も礼と別れの言葉を繰り返し、走り出した車に向かい頭を垂れていたのである。
その始終を見ていたタクシーの運転手は、
「同じ会社の方ですか?、どちらの会社ですか?、立派な会社ですねー、
いろんな人を乗せますが、あのような、好青年は、いませんよ、」
彼の、礼儀、礼節が、それを見ていた者にも感動を与えたのだ、
その後タクシーが止まるまで彼の言葉や態度について、
考えられるだけの称賛を運転手は語り、オレは、これ以上ない笑顔で相槌を打ち続けた。
タクシーの中で、二人は共通の心地よさを感じたようだ。
運転手は、言葉は止めずに、料金メーターを止めた(3000円を超えたところで)
間違いだった。
まわりの景色に、目をやりながら、
歩道を、ゆっくりと歩くオレの背中に、
チリン・チリ~ン
自転車に道を譲り又歩き出す、
チリン・チリン チリン・チリ~ン
再び、道を譲る
「すいませ~ん」と言う女性の声に振り返ると、
自転車に買い物袋の小母ちゃん
イササカうんざりしたものの、無理やり笑顔を作り、道をあける、
何故こんなに自転車が多いんだ?仙台・・・・自転車が1000台
キキーキキキーと言う甲高いブレーキ音に、ドキッとして振り返る、
自転車にまたがった、オッサンがオレを睨む、
あわてて、道を譲り
< ごめんなさい>と謝りそうになってしまったぞ、???
ここは、歩道だぞ!そして自分は、歩行者だぞ!
自転車は車道を走れ!だんだん腹が立ってくる
メラメラと燃え上がる,怒りの炎に包まれ歩いていると、そこへ
ドスン(ガツンかもしれない)という衝撃と、右半身を襲う痛み、
そして、オレの前方へ躍り出る自転車、
「このヤロ~」! 咄嗟に、口から怒りの言葉が飛び出した、
怒りの炎に、ハイオクガソリンを積んだ自転車が突っ込んだ瞬間だ。
その爆発炎上の様子に、驚いた自転車の男は、一目散に火災の現場を逃げ出した、
このまま歩き続けて、自転車に遭遇したら、
それが小さな子供でも、頭を引っぱたき、老婆だとしたら首を締め上げる、
なぜならここは、歩道であり、オレは善意の歩行者だから、
後ろを振り返ると、自転車が数台、こちらに向かって来る、
札幌市と仙台市の友好と親善を守るために、
あわてて、タクシーを止めて乗り込んだ。
次の仕事へ向かうべくタクシーへと、乗り込んだときに、
オレ:「太白区越路1丁目迄お願いします。」
運転手:「・・・・・・」
オレ:「タ・イ・ハ・ク・ク-コ・シ・ジ・イッ・チョ・ウ・メ・迄」
運転手:「太白区に、そー言う地名は、無いよ」
オレ:「コ・シ・ロ・・かも知れませんコ・シ・ロ・1丁目」
運転手:「・・・・・・・」
オレ:「間違いなくある筈ですよ、コ・シ・ジ・・・・
三越の越に道路の路と書くんです。」
運転手:「・・・・・」
住所の書き記された書類を運転手に見せると
運転手:「コエジならありますよ、コ・エ・ジ」
オレ:「・・・・・・・・」
つい先ほどまでのピーカン絶好調 それが・・・・
しかも、目的地周辺で、「どこを曲がります?」
オレ:「・・・・・・」
運転手:「この信号、曲がりますよ、」
三叉路に突き当たり車が止まる、そして、当然のように、
こう聞いてきた、「どちらに曲がります?」
(土地勘の無い人間に状況の説明もなしで、分かるかわけが無いだろ)
不愉快を通り越し怒りが湧き上がる
オレ:「コシジ1丁目○ー○ ◇△マンションですよ!」
運転手:「コ・エ・ジ・なんだけど」
オレ:「どっちでもいいだろ!!」 早くこの車を、降りたかった。
打ち合わせが、無事終わり、
ホテルへ向かうのに、タクシーに乗る気分になれず、
しばらく歩くことにしたのだが、 これが・・・・・